先週、横山さんが一生懸命企画書の参考書を探している横で、立ち読みをしていたら、面白い本に出会いました。
木村秋則さんの『奇跡のリンゴ』 幻冬社
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で木村さんの放送終了後、大反響がおきて書籍化された本です。
苦労を重ねてきた方や、これから何かにチャレンジしようと思う方に、是非プレゼントしたい本です。
木村さんが「福岡正信さん」という方の本に書かれてた、新しい栽培方法に出会い自分のリンゴ園とを見直して、10年間かけてリンゴの自然農法を完成させるドキュメントです。
先日読んでいた宮大工さんの本でも「木をみて、森をみず」という言葉がでてきましたが、またここでも出てきました。縁がある言葉ですね~
木村さんの歩んで来た道こそが、ここへ行き着く為の道で、その歩みがなんとも感動と共感をいただけるんです。
人が手助けをしなくても草木は葉を繁らせ、花を咲かせ、種を実らせるのに、結局今の農業とは人間の都合の良いような結果を生む営みになっているそうです。
リンゴの木は作物の中でも害虫や病気にかかりやすく、弱いんですが、長年の苦労を重ねた末、それは自然のシステムを人間が都合よく変えてしまって、農薬無しには生きられない作物になっているだけだったんですね。また木だけじゃなく土も。
しかし人間も弱い作物を育てる上で、苦労の末の解決として農薬をみつけたそうで、悲しい話です。
そこに出会うまでに、木だけをみていた段階から、森や土や自然のシステムを一つ一つ知っていくのですが、感動的です。
またそれが、木だけではなく人の生き様とも似てて、繋がっているんですよね(涙)
感動的な言葉は沢山ありましたが、その中でも
「何もできないと思ってたのは何も見てなかったからだ。目に見える部分ばかりに気をとられて目に見えないものを見る努力を忘れていた」
です。
木村さんの、ユニークで大きな人間性が本当に感銘を受けました。良い本です!
あと皆さん、答えのない問題の答えを考え抜くことは人間として重要な修行だと木村さんは言ってます。
私も、悩み事があればとことん悩みます。一つの悩みに数年もかかり末の結論で知ることがあるし、多い。
苦しいけど折れずに考えて自分を成長させましょうね。
あと、昨日貴重な話を聞きました。その方は某有名すぎるスピリチュアルカウンセラーの先生にみてもらった時に「あなたのオーラに入っている人がいる、○月にコレコレ職業のこのような人に出会いますよ」といわれてまさに○月にその方に出会って幸せにされているそうです。
会うべき人に皆さん日々であっているので、周りの人を大切にしましょうね。
とりあえず、是非『奇跡のリンゴ』読んでみてください。
ちなみに私、宗教家ではございません。オリジナルです。
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