「泣きながら生きて」を見て

先日、「泣きながら生きて」の試写会にお招き頂き、観賞させていただきました。
2006年11月にフジテレビのドキュメンタリーで放送され、高視聴率という反響の大きさだけではなく、放送直後に数百万件という問い合わせが入り、この映像を風化させたくないという1人の大学生の熱意がプロデューサーへと伝わり、異例のテレビ番組が全国映画館で公開に繋がったそうです。
今冬新宿バルト9にて公開が決定しています。
ストーリーは文化大革命後の上海で中国政府の政策により、崩された丁さん家族の人生を10年追ったドキュメンタリーです。
内容は見る方によって受け止めるものは違うと思いますが、私は日々の熱意や自立の根源に守らなくてはいけない愛があることはここまで人を強くさせるのか、と感じました。
また恵まれている環境はいかに自分の心を空白にしてしまっているのか、再確認できました。
映像の中で一番感動したのは、丁さんが日本を離れる最後に、日本で一番辛い思いをする切欠となった土地に行くのですが、表情が常に笑顔で行動も全てが深く土地にお礼をしているんですよね・・・・。
日本では未来も見えず苦労しかなかったのに感謝するなよ(涙)と思いながらも、ここで生きていた丁さんの日々は本当に辛い日々だったんだけど大きな心に成長させたんだ、今は未来が希望に満ちて幸せなんだと感動しました。
家族の絆って羨ましい。

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