『180° SOUTH』

いろいろお声掛け頂き、ここ数年の酒離れの私にはだいぶ珍しく、ほぼ毎晩飲んでいて、ハシゴまでしてしまったりしておりました。しかし、久々にいろいろな人に会えて、新しい発見や出会いもあり楽しいです。

休日は中華街に行き、大好物の中国茶を飲み歩き、買ってきました。
焙煎烏龍茶は我慢しきれず写真撮る前に飲んでしまいました。

そんな事より、渋谷シネクイントでやっている『180° SOUTH』面白かったです。
パタゴニア社の創業者イヴォンと、ザ・ノース・フェイス社の創業者ダグの人生を大きく変えた40年前のパタゴニアへの旅の映像を見て影響を受けた青年が旅するストーリーではありますが、最後の数分は、滝のように涙が止まらず大号泣でした。
誰も泣いてないし、泣く映画ではないですし、今まで映画で号泣まではさすがに無かったのですが・・・。
自分でもなんであんなに泣いてたのか、わからなくて考えてたのですが、理性を超えて心にズドンと打たれて、自分でも分からない、抑えられない感動になったようです。
自然と旅を通して素晴らしい人生観を見せ付けられる、カッコイイオジサン達でした。
いくら迷子になっても、遠回りしても後に戻ることや、同じ道を戻ることが一番嫌いな私にも新しい視野が最近生まれてたんですよ。
で、その心にズドンときたものは、主人公がその旅の果てに選んだ選択と、私が今月決めた人生の大きな選択がリンクしてたからだと後で気がつきました。
最近読んでる本で養老孟司さんが言う「脳化された社会」に汚染されながらも、心が先に感動できていた自分はまだまだ捨てたもんじゃないと確認できました。
自然は本当に素晴らしい。美しい。けどもう世の中の欲と闇には勝てない。この映画を見ていた方はどうやって折り合いをつけたんでしょうか?
やっぱりコレが涙になったような気がする。
んー、脳ではわからない。

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