土佐久礼

今日は外苑前で「あと5分笑い続けていいですか」と言ってしまうくらいビックニュースをいただきました。
今まさに勝負できる製品と既に勝っている2つメーカーの案件を抱えているタイミングで、このような話を頂いた流れは何なのでしょうか、ラッキーと言うより、つくづく運の良さだけで生きている気がします。
2010年のトラウマで昨年心が1回ずたずたに壊れているから、なにか自分を信じさせ勇気を取り戻す策を見出し、中途半端にならぬよう頑張ります。
機会をいただき、本当にありがとうございます。
落ち着いて自分にしかできない仕事で頑張ります。感謝
さて、お正月は私にしては長期の休みをとり、海外に行くか散々悩んだあげく高知に帰りました。
素晴らしい友人が高知出身でもないのに、私より高知に詳しくてオススメいただいた「土佐久礼」に行ってきました。

かつおの一本釣りで有名な漁港のある土地です。
私は高校が明徳義塾という学校だったため、この辺りの近くを知っていると言いたいのですが、ほぼ隔離施設と化した学校と実家の高知市内の往復しかなかったので、こんな素晴らしいところがあったとは知りませんでした。
友人が一人旅用リストを教えてくれたので、それを元に現地を訪ねてきました。
一番の感想は、ここは離島かと思うくらい人が優しい。
海でぼぉぉぉおーとしててもミニ集会を開いていたオジサンが「そのカメラ良いね、○○万でしょ。僕の友人でね・・・・」と気さくに話しかけてくれる。

うどんを食べてても子供が「おねえちゃんカメラマン?」と、くる
喫茶店でお茶してても「どこから来たが?(高知弁)」と、くる

また、面白いのが人だけではなく、猫も気さく(笑)
凄い話しかけてくる。





気さくで優しい人たちと暮らす猫だからこそ、ノラであろうが気さくに甘え上手になるのかなと思いました。
友人の自称高知のお父さんとお母さんのカフェでは、いろんな話を聞かせていただいて、帰りに「こんなのしかなかったけど持って返って(お菓子)」「御代はいらんき」と言われる。
さすがに御代は払わせていただき、お菓子は実は私も東京から持ってきていたお菓子とかえっこして帰りました。
素敵だなぁ。





大爆笑しているようにしか見えない。

↑隣のは猫かな?
これは美術館の入り口に残されている司馬遼太郎の言葉で「土佐にきて嬉しきものは、言葉に、人に、人のあし音」
この言葉そのものが現在も生きる土地でした。

心底癒されまくりで、帰りの電車ではずっと笑顔でにやけっぱなしでした。
凄い素敵な機会をくれた友人に感謝、ありがとう。
同い年なのに渋いなぁ。しっくりきてる私もか。
なにより今回は母の偉大さをまじまじと見せ付けられました。
うちのお母さん本当に凄い。
めちゃくちゃ働き者だし、父の「今晩は○○人で【おきゃく】するき」の突飛な一言にも何も言わず淡々と宴会の準備をする。しかもその無茶振りは一日ではない連日だ。
※高知で【おきゃく】とは家に招く宴会のこと
好きなものはお花(ガーデニング)と猫。今まで犬しか飼ってるのしか見たこと無いのに、猫好きだったとは驚いたのですが、父が犬が好きだからとの答えでした。ギャー、素晴らしい女だ。
今回高知に帰り、見るべき姿をみたことにより、頑張れる気がするではなく、無駄な考えにとらわれず淡々と頑張れています。
この二人の強い生き様を働く姿と共に子供の頃から背中で見せられてきました。
私も無駄口たたかず、着々と生きるということを全うします。
今日のBGMは福原希己江さんの「できること」
※マイブームが深夜食堂の為
心をなでられました。
あとは勇気が必要なのです。

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